梅雨の中休みの晴れ間に歌えば。
昨日は、所属している合唱団の演奏会であった。
久方ぶり(1年半弱)にステージにのった感想は、
でーじ暑かった
これに尽きる。
インターミッション時には大抵皆で第一部の出来についてちょこっと語り合ったりするものだが、今回ばかりは
「あぢー」
「あぢーっすね」
という言葉しか聞こえてこなかった。
挙句の果てには、
「私、これが終わったらビール飲むんだ…」
等という死亡フラグが立つような台詞を呟く不届者もいた。
ええ、勿論私ですけどね。
このクソ暑さの原因には様々なものが挙げられる。
1.スポットライト
なにやら、やたらと効きのよい(?)ライトだったらしく、リハ時に後段の方から
「あのう、先生(指揮者さん)…
ライトが眩し過ぎて先生のご尊顔が見えないであります」
というクレームがつき、光量を半減するという一幕があった。
しかし、半減したにもかかわらずその熱気は相当なものであった。
ああいうライトって、LEDみたく熱を発しないもので作れないのかしらん。
2.ステージ衣装
そう、合唱女子(含む元女子)御用達、黒のロングスカートである。
見た目はスマートだが、
長い!
厚い!(冬用の生地だから)
蒸れる!
の三重苦であった。
しかしまだ女声はよい。
男声諸君は黒の礼服に蝶ネクタイなのだから、輪をかけて暑かったこととご拝察する。
とまあここまではステージにのった者にのみ感じられた暑さ要因であるが、最大の元凶はやはり
3.古い会場
これだと思う。
つまり、そもそも空調の効きが絶望的に悪いのである。
それを証拠に、ステージから見た聴衆の皆さんの殆どがパンフレットを団扇代わりにしてぱたぱた暑そうに煽いでいらっしゃった。
歌う合唱団も汗だくなら、聴くお客さんも汗だく。
一種異様な弥撒曲と相成った次第である。
で。
暑かったのはよーく分かった。
よーく分かったけど、肝心の出来はどうだったんだ?
ええ?
と問われますとですね。
それをいうなよヨコヤマさん~
以上です。
#註をつけるのも野暮だけど、これは横山たかし・ひろしのネタね。
えっと、東京公演(そんなものがあるのです)では頑張ります。
というか、他の合唱団諸氏にもうんとこさ頑張って頂きたい。
てか、頑張れ。
しかしなあ。
今回はどちらかというと頑張りすぎたことの弊害が出ているように思った。
勿論頑張り方にも色々あって、間違った頑張りをしているからこそ問題があるのだが…
まあ、私一人の思い通りにいかないのも合唱の楽しみですさ。
斯くの如くままならぬのは人生も同じ。
とかなんとか大きな話に結びつけてこじつけを書いてみたい気もするけれど、このまま書き続けると弊ブログが松下幸之助氏ばりの立派な道徳ブログと化して出版社から書籍化オファーが殺到すると困るので、今日はこの辺で筆じゃなかったキーボードを於くことにする。
(追記)
東京公演は8月なのであります。
これ以上暑くなるのかと思うと、なかなかぞっとしません。
更に昨日のような出来だと余計にぞっt(以下略)
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