清水焼の郷まつり
先日、京都は山科の清水焼団地の「清水焼の郷まつり」に行ってきた。
会場に着いてすぐに駆け付けたのは、陶器の店ではなくインド料理の屋台。
この日は朝ごはん抜きで死にそうだったので、早速カレー風味のシシカバブを頂いた。
ふむ、なかなかに旨いじゃないの。
調子に乗って鶏カレーも注文す。
此方も美味しかったが若干塩味が薄かったように思う。
ま、フツーのカレー。
更に調子に乗ってインドビールも注文。
「ゴットファーザー」ってなかなか攻めてるネーミングだ。
午前中からちょいとほろ酔い加減になったところでようやく市を見て回る。
あちこちで3割引き、5割引きの札を見るが、正札自体が高い(と思われた)ので数字で見るほどのお買い得感はない。
販売品は骨董並みの超高級品からお手頃品、日常使いの器まで百花繚乱。
死ぬほど気に入ったコーヒーカップがあったけれど、値引きされて一脚25000円ではちょっと手が出ない。お金持ちになったら買ってみたいものだ。
そんな庶民な私のお買いものは以下の通り。
「瑞城窯」さんのマグカップ。
釉薬のかかり具合が好みだ。
一つは母にプレゼント。
葡萄柄の小鉢。
ボタンで留めたようなデザインに一目惚れ。
同じく葡萄柄のスープカップ。
飲み口が薄くいかにも飲み易そうだ。
上記、「瑞城窯」さんのお猪口。
覗き込むと星空を眺めているようだ。
(まあなんてロマンチック)
カエルの箸置き。
カエルものには目がなくて困る。
「陶あん」さんの小丼。
このシリーズはお茶碗と湯飲みを持っている。
これからの季節、汁気たっぷりのお茶漬けやちょっとした麵ものを食べるのにもってこい。
しかし我ながら本当に葡萄柄が好きだな。
割高だと文句を言う割には結構買いに買ったもんである。
店を見て回りちょいと疲れたな、と思っていると「整体無料」の看板を見つけた。
やれ嬉しやと駆け付け、肩と首を揉んで頂きちょっぴり楽になる。
整体師さんによると、相変わらず私の左肩は鉄板であるらしい。
最近、カイロ行けてないもんなあ。
その後また陶器店を冷かしていると、背後で
「…いやあ先生、よくいらっしゃってくださいました」
なんていう声がする。
声の主は店主さんのようだ。
「先生はいつもうちの父の体調もお気にかけてくださって…」
等と仰っているので、てっきりこの人はかかりつけのお医者さんか何かだと思い、ちょっと振り返ってみると案に反して「先生」は背広姿である。
ん?ではデパートの営業さんか何か?
しかし営業さんに「先生」はないよな。
訝しく思いつつ、顔をよく眺めてみるとあら吃驚、私この人を存じ上げている。
誰あろうこのお方、与党民主党の政調会長の前原氏でいらっしゃった。
そっか、前原さん地元は京都でしたものね。
でも正直、この忙しい時期に地元回りしているお暇はあるんかいな?と思ってしまった。
某氏みたくお遍路さんに行くよりはマシなのかもしれないが。
その後はまたもや喉が渇いたので、何故か出店していた沖縄料理屋台(インド料理といいこの沖縄料理といい、ここの屋台はなかなか面白いラインナップだった)でオリオンを買い飲みしたりしつつまったりと見て回ったことであった。
あっり乾杯!
最終日、そして唯一の晴天日とあって人出はかなりのものであったが、なにぶん青空市であるので袖触れ合って不愉快というようなことはなく楽しく回ることができた。
超お買い得という訳ではないが(しつこいってか)、来年もまた行ってみたい。
(おまけ)
清水焼団地のゆるキャラ(多分)、きよまろくん。
カメラ向けたらポーズをとってくれた。多謝。
| 固定リンク
最近のコメント