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【2012夏沖縄八重山珍道中】7/12・石垣に帰り来たりて買い物やら肉やらうっはっはーの巻

さてさて。

石垣に着いてからはぶらぶら街歩きなどをしてみた。

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バス停もいい味だしてますなあ

最近めっきり増えた雑貨の店などを覗いて回る。
ふと気づくとブレス2点、ネックレス1点(これらの写真も此方の記事に乗せてます)などを買っているのはいつもの悪い癖だ。

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ブレスは此方のお店で買った。
コードブレスはここで手作りしているようだ。

ちょいと歩き疲れた頃、いまをときめく石垣島ラー油製造元、ペンギン食堂の雑貨屋兼カフェといういかにも女子が喜びそうなお店を見つけた。

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ここにてパッションフルーツジュースなどといういかにも女子が喜びそうなドリンクを注文し暫し水入り。
まるで女子みたいではないかと一人悦に入る。

その後はあやぱにモール改めユーグレナモールへ。

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市場の二階のお土産物屋さんで係累全ての土産を買い込み家に送りつけたり(これでもう後顧の憂いはない)、家用に今が旬のマンゴーを送りつけたりしているとそろそろ夕方近くになったので、本日の夕飯処に向かうべくゆるゆると海側に向けて歩き出した。

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この立派な建物は図書館である。

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大阪から1590km。
思えば遠くにきたもんだ。

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オリオンビールフェスタ会場。
二日後の開催を控え設営作業が行われていた。
その模様はまた後ほどご紹介させて頂く。
(無論、私が行かぬ訳もない)

さてさて。
今宵の夕飯処はかの有名な「焼肉処 やまもと」である。

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美味しい石垣牛が食べられる焼き肉屋さんで、某食べログでも(石垣としては)驚異の4点台をマークしている名店である。
実はここに行くのは2回目なのだが、場所が移転しており探すのに少々難儀した。
多少ワンダリングしたものの、iphoneのgoogle地図で必死に赤ぽちを目指しなんとか辿り着くことができた。

店は(移転したから当り前といえば当たり前なのだが)記憶よりも随分新しく綺麗になっていた。
小さな七輪を持ってきてもらって一人焼肉スタート。
ハラミにカルビ、ロースを各一人前注文する。

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わあこれでお腹いっぱいになりそうだわと思っていたら本当にお腹がいっぱいになってしまった。
こういうときにやはり一人焼肉はつまらないと思う。
それはともかく、肝心のお肉はやはり旨かった。
この滋味溢れる肉をオリオン生で流し込むときの愉悦ときたらない。
嗚呼生きててよかった。かんぱーい。

満足して店を出た後は、コンビニ(勿論cocoである。石垣のコンビニはcocoに寡頭独占されている)でさんぴん茶と風呂上りのオリオンを入手し帰途に着いた。
今日はこれにて終了。
明日はいよいよ思い出の地、西表島に渡る。

つ づ く の ね ん

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【2012夏沖縄八重山珍道中】7/12・黒島の海以外を堪能するの巻

さて。
灯台見学のあとは島の中央部付近にあるという展望台を目指すべく自転車を走らせた。

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カントリーロード♪とか口ずさみたくなるような長閑な道。

ところで、冒頭にも書いたが黒島は別名牛の島ともいう。
牛の数(2,987頭(2010年現在))は島民数(226人(同))に比べ優に10倍以上を誇り、島の道を走ればこれでもかというほど牛さんにお目にかかることができる。

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みんな日陰に避難している。
このくそ暑い中日向を走り回るのは阿呆の人間くらいのものである。全くのところ。

そんな中、遠く蠢く怪しい影一つありにけり。

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アップで見てみよう。

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なんとこいつ、野良孔雀なんである。
なんでもリゾートに観賞用として持ち込まれたインドクジャクが続々脱走し、あれよあれよという間に生めよ殖やせよ地に満てよと繁栄?したものであるらしい。
最近では聊か数が増え過ぎ、牛の飼料やら希少な在来種やらを食べてしまうため積極的に駆除が行われていると聞く。
その割には私が見た野良孔雀はこの一羽だけであった。
駆除が功を奏しているのかしらん。

そうこうしているうちに島の集落に到着した。

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郵便局ですよ

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シーサーも暑そうだこと

少しぶらついてみたが、民宿や食事処と思しき家屋の他は人の気配もなく静かであった。
やはりこんなくそ暑い中走り回るのは阿呆のやまとんちゅ位のものなのであろう。
ここで昼食を摂るつもりであったが、暑さとカメロンパンのせいで何も食べる気になれず、水分補給のみで集落を後にした。

次の目的地はここ。

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かように道の真ん中に唐突にどどんと突っ立つ奇妙な建築物こそが黒島の展望台である。
海は余り見えずお世辞にも絶景とは言い難いが、草原のだだっ広い眺めは楽しめる。
しかしまたなんでこんなところに展望台作ったんだろ。

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「こんなところ」の位置関係が分かる写真。
当に道の真ん中にずぼんと突っ立っている訳である。
しかしこの眺め自体はなかなかに面白い。

最後に向かった黒島観光スポットは伊古桟橋である。

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戦前に作られたものらしいが、今は使われておらずところどころ崩壊している。
竹富の西桟橋と(風貌も素性も)似ているが、此方の方が崩壊レヴェルが高い。

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こんな感じ

しかし、崩壊していようがなんだろうが、南の遠浅の海に伸びた桟橋の眺めというのはよいものだ。

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その桟橋からの風景もまた絶品。

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突先部分で夢中になって写真を撮っていたら、後ろでがしゃーんと音がする。
何ぞと振り向くとあら大変、我がレンタサイクルが風を受けて倒れカゴの中の荷物が全て海に投げ出されているではないか。
ぎゃーと喚きつつ(誰もいなくてよかったこと)己にこんな瞬発力があったのかと我ながら感心するほどのスピードですっとんでいき、結果あわや流されそうになった荷物をすべて救出することに成功した。
中にあった荷物が皆濡れても平気なものばかりだったのは幸いであった。
(今年の2月に引き続きカメラ水没させてたら泣いてたよ私は)

これにて黒島観光は終了。
さて帰るべなと時計を見ると、帰りの石垣行きの船の出航時間、13時40分までにあまり間がない。
わあ急げ急げと炎天下の中競輪選手並み(気持ちは、ね)にしゃしゃしゃしゃしゃーと島道を疾走し、なんとか間に合った。
おかげで翌日から内太ももの筋肉痛に悩まされチャップリン並みのガニ股で歩き回る羽目になるのだがそれはさておき。
待合所で黒島名物牛の置物などを買い(その写真は此方の記事に掲載)、再び船中の人になったのであった。

つ づ く よ ん

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【2012夏沖縄八重山珍道中】7/12・黒島にて海充するの巻

さてさて。
黒島の旅、次なる目的地は此方である。
href="http://piccola.air-nifty.com/photos/uncategorized/2012/07/22/dsc_0058_resize2.jpg">Dsc_0058_resize2

黒島随一のビーチスポット、仲本海岸である。

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しかし、海に降りていく道ってどうしてこうも心ときめくのだろう。
イケメンなんぞよりも数段ときめく。
尤も、ここにイケメンの一人や二人が立っていればときめき度アップ、更に倍なのだろうが、残念ながらかような男子はついぞ見かけることはなかった。

この時は干潮気味だったので延々と浅瀬が続いていたが、少しシュノーケるとちょくちょく魚を見ることができた。

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さあ行くぜ

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接近

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まあちょこちょこですな。
しかし透明度はなかなかのものである。

一泳ぎして海から上がる。
小腹が減ったので、件のカメロンパンを食べ比べしてみることにした。
果たして普通の卵入りとデラックスだったかスペサルだったかの孔雀の卵入り、味はどのように違うのであろうか。

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因みに書き忘れていたけど、スペサルな方にはお尻にピンクの♡マークがあるんでかんわ

もぐもぐ。

あー、なるほど。

これはこれは。

全然違いが分からん。うん。
私のバカ舌で判定するにどちらも全く同じ味であった。まあ想定内ではあったが。
味自体は普通に美味しいメロンパン(四肢)、且つ普通に美味しいチョコメロンパン(甲羅)である。
一口目囓ったときにはおや?隠し味にほんのり塩味が効いている?と思ったが、よく考えてみるに海から上がりたてだったので己の口やら手に海水がついていただけのことであったようだ。残念。

海充したあとはシャワーを浴び東屋で一休みした。
(ここにTシャツ忘れてきてしまった。しくしく)

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東屋からの眺め。
母さん、私のあのTシャツまだここにあるんでしょうかね。

ひとしきり休んだ後、次に向かったは灯台である。

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こんな道をひた走る

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着いたー

遠目で梯子が見えたのでひょっとして登れるかも?と期待して近づいたが、敷地内は壁に囲まれていて出入り口には鍵がかかっていたので撮影のみと相成った。

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やっぱ海へと続く道はいいねえはあはあ(フェチ)

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ここからの海の色もまた絶品だった訳でして

ここにて同じく一人旅の女子と遭遇す。
愛想よくこんにちわぁ、と挨拶し交わすも、ふと気づくとこの時の己の格好は長袖長ズボン、だっさい帽子に頬まで隠れる勢いのでっかいサングラス、首から下げた二台のカメラ(一眼レフとコンパクトカメラ)と怪しげなことこの上なく、ひょっとしたら気持ち悪がられたのではないかと懸念するものである。
まあ、離島を旅する時にはいつだってこんないでたちな訳なんですけどね。
ノースリーブやら短パンやら、露出度の高いリゾート風街歩き系おされルックにも憧れぬではないが、そもそもスタイルがおっつかないという問題とは別に(ええ別に)、おされよりなによりも日焼けがおっかなく、かようないでたちは一切しない、いやできないのである。寂しい話だが。

現に数少ない露出箇所であった手の甲足の甲は、旅が終わるころには哀れ紫外線アレルギーと思しき湿疹だらけになり、その痒さたるや間欠泉的に夜目覚めてはぼりぼり掻き毟り寝不足になるくらいのものであった。
(それでもきちんと日焼け止めは塗っていたんですぜ)
今度からは甲冑くらいつけていかねばならないかもしれない。
これほどまでに南の島が好きなのに、重度の日光アレルギーとは因果な話である。

つ づ く ん だ よ ん

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【2012夏沖縄八重山珍道中】7/12・黒島にていろんな動物に遭遇するの巻

7月12日(木)

早朝5時起床。
(とかいいつつ、ウチの職場は朝早いので実はいつも通りの起床時間なんだけど)
昨日買っておいた朝食のバナナ、ヨーグルト、トマトジュースを食べ飲む。
コンビニで調達できるものとしては最大限にヘルシーにしたつもりである。
ただでも旅行中はカロリー過多になりがちなので注意せねばならない。

その後再び空港に向かい、朝一番の石垣行き飛行機(7時20分発)に乗り込んだ。
時間が早い故本土からの乗り継ぎ客がいないからであろう、うちなんちゅ率が非常に高いフライトであった。
(うちなんちゅ判断基準は私の恣意的人相診断である)

離島に渡る際の儀式(儀式多いな)、JTA便の機内誌coral wayゲットを滞りなく済ませ読み耽っていると、飛行機は名物の急ブレーキと共に石垣空港に降り立った。
この急ブレーキは滑走路の短さに由来するのであるが、来年3月7日の新石垣空港開港後にはこのブレーキも味わえなくなることとなる。
さみしいようなさみしくないような。
いやさみしくないな別に。

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タラップを降りて外に出て空を眺めると、雲が多めながらいい感じで晴れ渡っていた。
まだ朝早いにもかかわらず南国の陽射しはやはり眩しい。
そりゃ暑いは暑いが、島は晴れてナンボである。
よーしテンションぐんぐん上がってきたぞ。

空港から一路港方面へ。
宿泊予定のホテルで一旦荷物を預け徒歩にて離島ターミナルに向かう。

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こうやって見ると自転車多いよなあ。

まずはネットで予約しておいたかりゆし周遊券(5,000円)を購入。
この周遊券、詳細は上リンク先を読んで頂くとして(手抜き)つまりは離島あちこち回るときにはお得だよという券である。
今回予定しているアイランドホッピングで試算してみたところ、通常購入時に比べ1860円お得になることが分かったので(大阪人こんな計算大好き)、そりゃあ買わねばなるめえと予約した次第である。
皆様も八重山で島めぐりされる際には是非お買い求めを。

そんなこんなで購入した券で早速9時30分発黒島行きの船に乗りこんだ。
黒島は石垣島から南南西17kmに位置する。「牛の島」として知られる。島の形がハート型であることから、ハートアイランドとも呼ばれる。(wikipediaより)
全体的にホットケーキみたくぺちゃんと平べったい島なので、私のようなヘタレで非力な妙齢女でもらくらくレンタサイクルで回ることができる、らしい。

9時55分黒島に到着した。

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ターミナルはなかなか小綺麗である。

ターミナルすぐそこの貸自転車屋さんで早速自転車を借りて走り出す。

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眺めがほんに気持ちよい。
前評判で聞いていたとおり道はほぼ平坦であったが、この時は向風が強烈に吹いていたので漕ぐのにちと難儀した。
両脇には牛さんがごろごろといらっしゃる。

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馬さんだっている。

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彼らを眺めつつ、まず最初に向かったのは黒島研究所である。

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ここはNPO法人日本ウミガメ協議会の施設で、ウミガメ他の生物を見ることができる。
ここでの一番のお目当てはこれ。

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カメロンパンである。
読んで字の如くカメの形のメロンパンだ。
片方は普通のカメロンパン、もう片方はなんと孔雀の卵を使った「プレミアム」カメロンパンだという。
取り敢えず2頭ゲットしておいた。

勿論本物のカメもたっぷり鑑賞した。

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ばんじゃーい

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マブダチ2ショット

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仔ガメうようよ

さて。

カメのチャームポイントというのは濡れそぼって憂いを秘めた(多分)大きな黒い瞳、そして巨体の割にちまちました四肢のじたばたぶり、の二点であると考えられる。無論私の独断と偏見だが。
しかしながら、彼らの海の中での爆走というか爆泳は凄まじい。
彼らは、陸や浅瀬でのちまちまじたばたからはとてもじゃないが考えられぬ程の猛スピードで突き進むのである。
その様は当に魚雷の如くである。
(魚雷見たことないけど)
昔とある南洋でシュノーケリング中この爆泳に遭遇した時には、思わず「おひゃっ」と声が出てしまい、そのはずみでシュノーケルから海水が入ってきてえらい目に遭ったことがあった。
まあそやつが特別やる気のある個体/種であったのかもしれず、彼をもってカメ一般の泳ぎは速い、と断定はできないが、少なくとも「陸上でのたのたしている姿からイメージするよりは速い」とはいえるかもしれない。
こんな映画もあることですしね。

此方の研究所のカメさんたちはやる気がない訳ではないだろうが、いかんせん水槽内故スペース不足であるのでのんびりゆったりちまちまじたばたしておられた。
なので、存分に上掲チャームポイント2点を鑑賞し愛でることができた。やっぱりいいなカメさん。

ここにはカメの他にもいろんな生き物がおわした。

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オニヒトデ。禍々しい。
実物を目の当たりにしてオニヒトデービルの凶悪ぶりを改めて実感したことであった。
(オニヒトデービル知らない悪い子はここを見るべし)

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ニモさん。あんま隠れてない。

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立派な孔雀。
先のカメロンパンの材料の卵は彼の配偶者の産んだものなのかな。

やる気のない看板猫(多分)

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つ づ く よ ん


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【2012夏沖縄八重山珍道中】7/11・出立の巻

7月11日(水)

半ドンで仕事を終えていざ出発。
サブウェイで昼飯を調達した後、職場最寄駅のロッカーに預けておいたでっかいスーツケースを引出してリムジンバス出発駅に向かう。
匂いをまき散らして(すみませんね)玉葱ピーマン抜き・トマトとオリーブ増量のターキーブレストを齧ったり、いぎたなく眠りこけているうちに関空に到着す。
時は15時過ぎ。私の乗る便は19時55分発だから随分時間がある。
本当は半休ではなく時間休をとってオンタイムで着きたかったのだが、最近職場が自己理由で時間休とっちゃダメ方針を打ち出しているのでやむなく半休にしたのであった。ああ面倒くさいこと。

とまれそんな訳で時間は余りまくりなので、再び荷物を預けアウトレットに行くことにした。
旅行前だから見るだけよ、見るだけよ、ほんとに見るだけよと自分に言い聞かせていたのだが気づくと服を2着手にしていたからげにアウトレットちゅう所は恐ろしい。
(まんじゅう怖い的文脈で)

少々反省しつつ空港に戻りシャワーを浴びる。
500円にタオル2枚で210円×2、合計910円とまあまあのお値段だけど個室だしドライヤーも貸してくれるし、シャワー自体は15分だけど個室は時間制限ないし(あんまり長く居座ったら怒られるだろうけど)、なかなか満足であった。さっぱりしたし。

さっぱりした後は神座にてラーメンとビールで夕食。

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神座は一蘭と並び、チェーンの割になかなかやるやん的ラーメンだと思う。
汗をかきつつスープまで完食す。所謂「全汁」である。
安定のクオリティで美味しく頂いたが、折角ひいた汗が再度復活したので風呂上りに食べたのはミスだったかもしれない。
とはいえ、風呂前だとビールが美味しくないしなかなか難しいところである。

そうこうしているうちにお時間と相成ったので搭乗。
今回の行きのフライトはJALのクラスJ故なかなかに快適であった。
期間限定スカイタイムキウイ味などを啜っているうちに那覇空港に到着。
ゲートを抜けた瞬間、(当時はまだ梅雨明けしていなかった)大阪のものは比べ物にならぬねっとりとろりと質量をもった夜の熱気に全身を包まれ、一瞬うっと息苦しさを覚えた。
さあやってきたよ、愛しの沖縄。

熱気をかき分けタクシーを拾い、定宿に向かう。
宿の目の前のコンビニでオリオンと朝ごはんを買い込みチェックイン。
狭い狭い部屋の一室で一人粛々と沖縄入島の聖なる儀式、オリオン嚥下を執り行う。
まことこのビールは本土で飲むと頼りないことこの上ないが、うちなーで呷ると実に旨い不思議なビールである。
ひとしきり儀式を執り行った後は軽くシャワーを浴びて就寝す。
明日の朝は早い。

つ づ く よ ん

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怒濤沖縄土産

こんばんわ、またもお久しぶりです。

先週11日から昨日まで沖縄は八重山、慶良間大周遊の旅に出ていた。
天気は終始上々で、スコールに遭ったのはほんの2回、しかも短時間のみというラッキーぶりであった。
このところ沖縄天気運がすこぶる悪かったので、この天気の良さはほんに何よりも嬉しかった。

しかしそのお天気のお陰で手の甲足の甲に凄まじい日光湿疹ができてしまったのは失態であった。
日焼け止めは勿論しっかり塗っていたのだが、南国のおてんとさまが本気を出してくればとうてい太刀打ちできるものではない。
その痒みたるや夜中に何度も目が覚めるほど凄まじく、滅多に医者に行かぬ私が朝を待って助けてくだせえと這々の体で近所の皮膚科の門を叩くほどのものであった。
処方された軟膏(恐らくステロイドだろうがそんなこと留意しておれぬ)のお陰で只今快方に向かっているが、今後南の島に赴く際には暑かろうが鬱陶しかろうが手の甲サポートは怠らぬ事を心に銘記したことであった。
(しかし足の甲は現実的に無理だよなあ。南の島で靴下履いてスニーカー履くなんてマゾ的行為は私にはできそうにはない)

さて。

今回は、いや今回もカメラ三台を駆使して写真を撮りまくってきたのだが、その処理に多少手間取るため恒例のだらだら旅行記はもう少し後でUPする予定である。
故に今日の更新は買ってきた土産のご紹介でもしようと思う。

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まずはマンゴー。なにはなくともマンゴー。
今はマンゴーの最盛期なのでお値段も(比較的)安価で味も格別である。
とはいえ離島クール宅急便代をプラスすればなかなかのお値段になるのだが、長期の不在でいろいろ迷惑掛けている家人にはこれ位献上しなければ後で何を言われるやら分かったものではない。
とかいいつつ勿論私も美味しく頂きましたがね。

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今回は牛の島として有名な黒島に渡った。
写真は港の売店で売られていたかわいい牛陶器グッズである。
後ろの爪楊枝入れは母用に、前のちっちゃな置物は自分用にと購入したのだが、
「あら可愛い。こうやって3つ並べておくとほんと可愛いわよねー」
と敢えなく全員拉致されてしまった。うう。

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みんさー織り名刺入れ。
過去の数回の八重山行にてこの柄とお揃いのブックカバーにポーチ、テーブルセンターを手に入れているのだが、今回は名刺入れを買ってみた。
これと一緒に印鑑ケースも購入したのだが、此方もまた母に拉致されてしまった。ううう。


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西表の「デンサー食堂」で手に入れた珊瑚のストラップ。
素朴な風貌がお気に入り。

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facebookには既にUP済みのペンダント。
琉球政府時代の切手を加工したものだ。
3¢の文字が当時を彷彿とさせる。

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上のペンダントを買ったらおまけにくれた琉球政府切手。
保存状態が非常によい。

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これもfacebookでUP済みのコードブレス(ネックレスにすることも可)
テグス結びしてあるので伸縮自由自在である。
水に濡れても大丈夫、寧ろ水に濡れた方が色が鮮やかになるよということだったので旅の間中ずっとつけていたのだが確かにみるみるうちに綺麗な色になってきた。
旅行中でも腕になにかつけていなければ落ち着かない私にはもってこいである。

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またもや腕につけるもの一点。
花モチーフアンド貝製というのは当に私ホイホイである。

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鬼が笑いそうな2013年卓上カレンダー・八重山版。
このカレンダーのシリーズは宮古島版もあって、2011,2012年は宮古島ヴァージョンにお世話になった。
来年は再び宮古島に渡る予定なので(今年完成する伊良部大橋渡るのだ)、再来年はまた宮古島ヴァージョンを使うことになるなあと鬼が笑い死にそうな計画?を立てている。

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今回の旅ではずっとビーサンを履いていたのだが、歩きまくり自転車乗りまくりで鼻緒の部分(親指の付け根)に水ぶくれができてしまった。
痛いので、なんか素足で履ける非鼻緒構造のクロックス系履き物ないかなあと探していたらとまりん(那覇離島ターミナル)の売店でこれを見つけた。
子供用20-21cmを試し履きするとあら素敵、誂えたかのようにぴったりではないか。
しかもお値段525円とこれまた素敵価格。
これを1足買って渡嘉敷島に向かったのだが、余りの履き心地の良さに心酔し、那覇に戻った際に再び店に戻り買い足した。
だからといってこんなに買うなという話だが、可哀想な私のちんまいあんよにこれほどフィットする履き物にはそうそう巡り合えないので見つけたとなるとかようにどっひゃーと大人買いしてしまうんである。

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私の琉球ガラス・やちむん(焼き物)展示コーナー。
ご覧の通りかなりの飽和状態なのでそろそろ買い控えねば、と思っていたのだが今回もまた誘惑に負けてしまった。
さてどれを買ったのかといいますと…

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涼しげなビールジョッキである。
ああまた買っちゃったよ。

以上、買いに買ったり土産のご紹介でした。
次回からは旅行記UPしますので宜しければまたご覧下さいまし。

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