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【2012夏沖縄八重山珍道中】7/12・黒島にていろんな動物に遭遇するの巻

7月12日(木)

早朝5時起床。
(とかいいつつ、ウチの職場は朝早いので実はいつも通りの起床時間なんだけど)
昨日買っておいた朝食のバナナ、ヨーグルト、トマトジュースを食べ飲む。
コンビニで調達できるものとしては最大限にヘルシーにしたつもりである。
ただでも旅行中はカロリー過多になりがちなので注意せねばならない。

その後再び空港に向かい、朝一番の石垣行き飛行機(7時20分発)に乗り込んだ。
時間が早い故本土からの乗り継ぎ客がいないからであろう、うちなんちゅ率が非常に高いフライトであった。
(うちなんちゅ判断基準は私の恣意的人相診断である)

離島に渡る際の儀式(儀式多いな)、JTA便の機内誌coral wayゲットを滞りなく済ませ読み耽っていると、飛行機は名物の急ブレーキと共に石垣空港に降り立った。
この急ブレーキは滑走路の短さに由来するのであるが、来年3月7日の新石垣空港開港後にはこのブレーキも味わえなくなることとなる。
さみしいようなさみしくないような。
いやさみしくないな別に。

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タラップを降りて外に出て空を眺めると、雲が多めながらいい感じで晴れ渡っていた。
まだ朝早いにもかかわらず南国の陽射しはやはり眩しい。
そりゃ暑いは暑いが、島は晴れてナンボである。
よーしテンションぐんぐん上がってきたぞ。

空港から一路港方面へ。
宿泊予定のホテルで一旦荷物を預け徒歩にて離島ターミナルに向かう。

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こうやって見ると自転車多いよなあ。

まずはネットで予約しておいたかりゆし周遊券(5,000円)を購入。
この周遊券、詳細は上リンク先を読んで頂くとして(手抜き)つまりは離島あちこち回るときにはお得だよという券である。
今回予定しているアイランドホッピングで試算してみたところ、通常購入時に比べ1860円お得になることが分かったので(大阪人こんな計算大好き)、そりゃあ買わねばなるめえと予約した次第である。
皆様も八重山で島めぐりされる際には是非お買い求めを。

そんなこんなで購入した券で早速9時30分発黒島行きの船に乗りこんだ。
黒島は石垣島から南南西17kmに位置する。「牛の島」として知られる。島の形がハート型であることから、ハートアイランドとも呼ばれる。(wikipediaより)
全体的にホットケーキみたくぺちゃんと平べったい島なので、私のようなヘタレで非力な妙齢女でもらくらくレンタサイクルで回ることができる、らしい。

9時55分黒島に到着した。

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ターミナルはなかなか小綺麗である。

ターミナルすぐそこの貸自転車屋さんで早速自転車を借りて走り出す。

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眺めがほんに気持ちよい。
前評判で聞いていたとおり道はほぼ平坦であったが、この時は向風が強烈に吹いていたので漕ぐのにちと難儀した。
両脇には牛さんがごろごろといらっしゃる。

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馬さんだっている。

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彼らを眺めつつ、まず最初に向かったのは黒島研究所である。

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ここはNPO法人日本ウミガメ協議会の施設で、ウミガメ他の生物を見ることができる。
ここでの一番のお目当てはこれ。

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カメロンパンである。
読んで字の如くカメの形のメロンパンだ。
片方は普通のカメロンパン、もう片方はなんと孔雀の卵を使った「プレミアム」カメロンパンだという。
取り敢えず2頭ゲットしておいた。

勿論本物のカメもたっぷり鑑賞した。

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ばんじゃーい

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マブダチ2ショット

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仔ガメうようよ

さて。

カメのチャームポイントというのは濡れそぼって憂いを秘めた(多分)大きな黒い瞳、そして巨体の割にちまちました四肢のじたばたぶり、の二点であると考えられる。無論私の独断と偏見だが。
しかしながら、彼らの海の中での爆走というか爆泳は凄まじい。
彼らは、陸や浅瀬でのちまちまじたばたからはとてもじゃないが考えられぬ程の猛スピードで突き進むのである。
その様は当に魚雷の如くである。
(魚雷見たことないけど)
昔とある南洋でシュノーケリング中この爆泳に遭遇した時には、思わず「おひゃっ」と声が出てしまい、そのはずみでシュノーケルから海水が入ってきてえらい目に遭ったことがあった。
まあそやつが特別やる気のある個体/種であったのかもしれず、彼をもってカメ一般の泳ぎは速い、と断定はできないが、少なくとも「陸上でのたのたしている姿からイメージするよりは速い」とはいえるかもしれない。
こんな映画もあることですしね。

此方の研究所のカメさんたちはやる気がない訳ではないだろうが、いかんせん水槽内故スペース不足であるのでのんびりゆったりちまちまじたばたしておられた。
なので、存分に上掲チャームポイント2点を鑑賞し愛でることができた。やっぱりいいなカメさん。

ここにはカメの他にもいろんな生き物がおわした。

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オニヒトデ。禍々しい。
実物を目の当たりにしてオニヒトデービルの凶悪ぶりを改めて実感したことであった。
(オニヒトデービル知らない悪い子はここを見るべし)

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ニモさん。あんま隠れてない。

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立派な孔雀。
先のカメロンパンの材料の卵は彼の配偶者の産んだものなのかな。

やる気のない看板猫(多分)

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つ づ く よ ん


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