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2012年初夏ぶらり沖縄(その6)

4月29日(日)

沖縄、遂に最終日である。お天気は相変わらず曇りがち。
最終日の今日は渡嘉敷島に渡る予定である。
出発一時間前には泊港に到着し、カーフェリーに車を格納して貰った。

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余談だがカーフェリーといえば、以前宮古島から伊良部島に渡った際「バックで入れろ」と言われ(まあそれが当たり前なんですけど)びびりで運転下手の私はひいひい言いつつよたよたバックしていたのだが、途中で見かねたクルーさんがええい代われ代われ!と颯爽と入れて下さったのが記憶に新しい。
因みに帰りの便の際も入れようとする間もなくクルー氏がさっと入れて下さった。
きっと運転下手のブラックリストに入っていたに相違ない。

フェリーに乗りこみデッキに立つと、ハーリーの船が練習に勤しんでいるのが見えた。なかなかにレアな風景である。
定時10時に船は出航。曇りがちながら陽射しも射してきたり、ハーリーの皆様も手を振ってくれたりなどして、なかなかに幸先よい船旅であった。

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…と思いきや出航から20分程でぷすん、とエンジン音が止まった。
なんでこんなところでエンジン止めるんだろう?と訝しんでいると船内放送が流れた。
曰く、
「只今軽微なエンジントラブルが発生しました。今暫くお待ち下さい」
と。
ふーん、まあそういうこともあるんかねとおとなしく待つも、10分経っても20分経っても船はうんともすんとも動く気配もない。

そうこうしているうちに再度放送が流れた。
「只今一応の修理は終わりましたが、安全確保の為一旦那覇港に引き返すことにします」
まぢですか。
これに続き、那覇港に戻った後、高速船で振替輸送を行います、とのアナウンスがあったが勿論高速船には車は乗せることはできない。
クルーのお兄さんに尋ねると、フェリーは着岸後至急修理はするけれども本日中の再出航は覚束ないとのことである。
えーいそんなら仕方がない。お兄さん、キャンセルお願いします。お金返して。

という訳で那覇沖無料周遊クルーズの旅は終了した。(半ば自棄)

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フェリー入港に従い岸壁に待避してくださっているハーリー諸船。
まさか皆様もさっき見送った船がもう戻ってきたとは思うめえ。
いいもんいいもん、そんなにお天気よくなかったし、お天気よくない渡嘉敷なんか行っても仕方なかったもん。

とポジティブ酸っぱい葡萄シンキングで乗り切ったはよいが、それはさておきさてこの先どうするべなと暫し考える。
ま、とりあえず時間もあるし北に行くか、と恩納村方面に車を走らせたのが運の尽き。
高速で私史上タイ記録の「バケツをひっくり返したような大雨」に遭う羽目と相成った。
(因みにタイ記録のもう一つは、いつぞや夏に岡山にお出かけした帰りの中国道の夕立であった)

何にも見えねえーとひとりごちつ高速を降り、まずは腹ごしらえをすべなとおんな道の駅に行くも駐車場は満杯。
生憎の天気だがGW真っ最中ということもあり、意外に「わ」ナンバー車は少なく地元の人が近所のスポットに押しかけているといった風情であった。

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なんとか車を停めて土砂降りの中建物に駆け込む。こんなときは自棄食いだ。

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イカスミ入りのかまぼこ(中にはとろりチーズ入り)だの

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もずく入りの肉まんだの

てな訳で色々食べた中ではポーポーホットドック(?)が印象的であった。
ポーポーはぶ厚めの沖縄クレープといった感じのおやつ。
その中に塩辛いソーセージとチーズをくるんであり、甘しょっぱい謂わばマックグリドル的な一品である。(食べたことないけど)

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側面

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断面

うん、悪くないけどやっぱり甘いものは甘いもの、しょっぱいものはしょっぱいもので食べた方が美味しいんじゃないかなと思ったことであった。
さんざ写真を載せておいて身も蓋もない感想ですまない。

つ づ く よ

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