新潟/佐渡紀行(vol.13 8/22・村上グルメに村上市内、そして旅の終わり)
さてさて。
ソフトを堪能した後は再び村上市に戻った。
「悠流里」なるお店でごはんを食べようという算段だったのだが、丁度お昼時で店は地元の人やら観光客でいっぱいだった。
とはいえ、待っているのが一組だけだったのでおとなしく待つことにする。
ほどなく席に案内され、メニューを紐解く。
ああ、美味しそうなものがいっぱいだ。
どれもこれも食べたい。
これほど真剣になることは昨今そうはねえな、と自分で感心したほど熟慮した上、選び抜いた料理は以下の通りである。
岩牡蠣フライ
高級な岩牡蠣をフライにするとはまあなんと贅沢な。
味は、うん、普通に美味しかった。
でもやっぱり岩牡蠣は生がよい。(ごめんなさい)
しかし「真夏に牡蠣フライが食べられる」という愉悦を味わうことができるのは岩牡蠣フライならではだとは言えよう。
はらこ飯
村上来たらやっぱはらこでしょう。
この時期はシーズンオフもシーズンオフ、最悪に近い時期だったが、それでもやっぱり村上のはらこは美味しかった。
今度は秋のとれとれを食べてみたいな。
村上牛の陶板焼き
(写真は焼いてないけど)
鮭(はらこ)と並び、村上のグルメの双璧をなす村上牛。
蕩けました。瞬殺しました。
量は少なめだったけど(もとい、お財布の都合で少なめしか食べられなかったけど)これだけ脂が乗ったお肉は少量で十分満足できる。
これらをノンアルコールビール(ああ恨めしいったら)で平らげお腹一杯となった後は、村上の街を少々探索した。
酒屋さん。
軒には鮭が干してある。流石は村上。
だそうです。村上小の皆さん。
お茶やさん、「富士美園」。
天井の高い、囲炉裏のあるお座敷でお茶を頂いた。
この日は暑かったが、このお座敷はよく風が通りまことに快適であった。
やはり伝統的日本家屋というものはよく考えて作られている。
お茶もまことに美味であった。
頂いた後は一飯の礼、ならぬ一茶の礼ということで、お土産に抹茶きんつばを購入した。
その後は村上の名湯、瀬波温泉へ。
日帰り入浴施設「ゆ処 そば処 盤舟」で汗を流した。
(この日も私以外誰もお客はおられませなんだ)
日本海を見晴るかす露天風呂が気持ちよい。
風呂上りにビールが頂けたらもっと気持ちよかったのだが。
(しつこい)
瀬波を出た後はいよいよ帰路に着くべく新潟空港へと車を走らせた。
空港で車を停めて、デスクのボックスにキーを放り込んでレンタカー返却完了。
えらいざっかけな返し方なので、これでよいのかちょっとどきどきする。
普通、空港返しってこんな感じなんだろうか?
最後に売店で家用の甘味系お土産を購入した。
・笹団子
(定番中の定番)
・枝豆大福
(枝豆ずっしり、なかなか旨い)
・越の雪
(美味しいお茶を淹れて食べると至福)
私自身は甘いものはさほど得手ではないのだが、両親が大変に好むのでいつも旅行の際には幾つかその土地の銘菓を買って帰ることにしている。
本当は二人とも血糖値が高かったり高血圧だったりするので、余り宜しくないのだが…
ところで、在新潟中から一つずっと疑問に思ってたことがある。
新潟の有名なお菓子屋さんに「大阪屋」という名のお店があるのだが、このお店、新潟なのに何故大阪を名乗られるのであろうか。
という訳で、今回調べてみた。
初代、岡嘉平は、当時、彦根藩領であった近江の国犬上郡石畑村(現滋賀県犬上郡豊郷町石畑)に生まれ育ち、長じて志しを立て、大阪に出て菓子修行を行いました。これが社名の由来と伝えられています。
成る程、初代さんが大阪出身という訳ではなかったのですね。
ここのお菓子も色々と美味しそうなのだが、どうもこの屋号のお菓子を大阪に土産にするのはへんなー気がして一度も買ったことがない。
さあ、そうこうしているうちにいよいよ搭乗である。
さよなら新潟
飛行機の中で寿司でも食べようかと物色したが、折詰らしきものはなかったので、仕方なく笹川流れで仕入れたスモークサーモンとイカ焼き、そしてビール(待ち焦がれたぞえ)で機上プチ宴会をしたのであった。
どこに出しても恥ずかしくない立派なおっさんである。
これにて長々と続けてまいりました新潟、佐渡旅行記は終了です。
ご清聴、誠に有難うございました。
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