オキナワのそば

沖縄での昼ごはんといえばそば。
誰が何と言おうとそば。

という訳で、今回も食べまくって参りました。

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まずは本部の名店、きしもと食堂。
ここのじゅーしーがめちゃくちゃ、でーじ、死ぬほど好きなのに、行った時間が遅くて売り切れだった。がーん。
しかも私が行った直前で売り切れたらしく、店内にはまだじゅーしーを食べている人が散見された。
思わず武力行使で奪いたくなったが、そこは大人なのでぐっと我慢した。
えらい私。
伊達に大人じゃないね。

あ、勿論そばも美味しゅうございましたよ。

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でもなんか気持ちがおさまらなかったので、おっぱアイスのゴーヤヨーグルトを注文した。
さっぱりとしてなかなか美味しゅうございました。
しかし、一人でこのアイスを一眼レフで撮影している女の図というのは我ながらちと怖い。

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お次は牧志市場の二階の「がんじゅう食堂」。
前回食べて結構口に合ったので、こちらも再訪店ということになる。

今回食べたのは「イラブーそば」。
イラブー、つまり海蛇の肉が入ったそばである。
イラブーの肉は癖もなくなかなか美味しかった。
しかし、小骨が死ぬほど多いので食べにくいこと夥しい。
あと、値段が値段だから仕方がないが、名を冠している割にはイラブーがほんのぽっちりしか入っていなかった。
やっぱこれは久高島に行って食べなあかんね。

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ここのじゅーしーもなかなかいける。
でもやっぱり、きしもと食堂のものには全然敵わない。

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最後は南部・奥武島手前の「もずくそばの店 くんなとぅ」
ここのそばはその名の通り、もずくを練り込んだ独特のものだ。
歯ごたえがしっかりあり、パスタはアルデンテよりちょい堅め、ラーメンはハリガネ或いはバリカタを好む堅い麺至上主義の私にはかなり好みのそばである。
って、そういやここも再訪店だったな。
どうも最近新規開拓の精神が損なわれているようだ。

このそばセットは、もずくそばにもずくじゅーしー、生もずくにもずくゼリーがついて確か650円だったが、JALのクーポン冊子「ちゅらなび」を持っていくともずくのてんぷらをサービスでつけてくれる。
おかげで死ぬほどお腹がぱんぱんになったことであった。
ごちそうさま。

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オキナワの海とにゃんこ

前回も述べたが、兎に角今回の沖縄旅行は天気に恵まれなかった。
綺麗な海もほれこの通り。

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結構画像処理を施してこの始末である。

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どこの厳冬の三陸海岸ですか、といった趣きである。

この東シナ海が本来の姿を見せてくれたのは、やっと最終日になってからであった。

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@あさまサンサンビーチ。

実はこの日、私は神の島久高島に行く気まんまんだったのだが、この穏やかな天候にも関わらず乗る予定の高速艇は欠航。
とぼとぼ帰ろうとする私を慰めてくれたのは、船乗り場の駐車場にいたかわいこちゃんであった。

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この子たちは大変人に慣れており、どうぞどうぞといわんばかりになでなでもふもふさせてくれた。

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ちっちゃい子が来てもなんのその。

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可哀想な旅人は慰めてあげなくちゃね。

…大変ありがたい限りでございました、はい。

その後私は近くのファミリーマートに立ち寄った。
このファミリーマート、裏に休憩所があってそこからの海の眺めが素晴らしいのだ。

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のんびり眺めていると、足元で何やら気配がする。
見降ろすとなにやら乙粋な彼奴と目が合った。

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姐さん、何か食べるものくだせえ。


いや、勿論何かやるのはやぶさかじゃねえけれど、あたしゃ生憎今何も持ち合わせがないんだよ。

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ちぇっ、けちな姐さんだ。

このスポットを後にして向かったのは奥武島(の手前)。
もずくを練り込んだもずくそばを売りにしている店で昼食をしたためようという魂胆である。

店に入ろうとすると、

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看板にゃんこ発見。
なかなか美形のハチワレちゃんだ。

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あら、いらっしゃい。

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すみませーん、ご新規さん一名追加ー。

そばはなかなか旨かった。
(そばの詳細については後日詳しくご紹介の予定)
食べ終わって出てくると、

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看板にゃんこ、なかなかの激務であるらしい。
お勤めご苦労さまです。

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そば屋の前の風景。
旅の終わりにようやく南国らしい景色に巡り合えた。

(おまけ)

二日目には豪雨の中、「やちむんの里」を訪れた。
ここいらの窯元の作品をピックアップして揃えている共同売店に行こうとすると、店はお昼休みで閉まっていた。
その留守を守っていたのが彼女。
(三毛っぽいから彼女でよいかな?)

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お客さん、悪いねえ。
またあとで来てくれる?

なかなか貫禄のある店長代理であった。

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オキナワの桜

1月末に沖縄に行って来た。

その頃の沖縄ときたら、寒いわ梅雨の如くに雨は降るわプロ野球キャンプはまだだわ(次回は絶対2月に行くぞ!)と散々だったのだが、唯一桜を愛でることができたのは僥倖であった。

沖縄に咲く桜は寒緋桜(かんひざくら)という。
別名は緋寒桜(ひかんざくら)であるが、彼岸桜(ひがんざくら)とは別物であるらしい。ああ面倒くさい。
特徴は北、つまり寒い地域から咲くことと下向きに花をつけることである。
あと、お馴染みソメイヨシノのようにはらはらと花弁を散らすことなく椿の如くぼたっと花ごと「落ちる」のだそうな。
だから残念ながら、散り行く際の情緒ってのは余りないらしい。

到着初日、本部(もとぶ)に赴いたところ丁度桜祭りをやっていたので立ち寄ってみた。


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本部の八重岳の桜は車道沿いに植えられている。
なのでお花見といっても毛氈敷いてわいわいと、という雰囲気ではなく車窓からさっと見ていくというスタイルらしい。
でもそれでは味気ないので、時々ハザードを出してちゃちゃっと降りてはちゃちゃっと写真を撮ったりなどした。
雨の平日だからこそできた技だと思うが、しかしなんとも忙しない花見であったことであった。

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寒緋桜の色彩は鮮やかだ。
これはこれで綺麗だけど、でもやっぱり私はどちらかというとソメイヨシノの儚げな色が好みかもしれない。

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でも、アップにしてみるとこれはこれで可憐でよいものですね。

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確かに下向きに咲いている。

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中にはこれ位の比較的淡い色彩のものもあった。

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遥か彼方には海。
晴れていたら綺麗だったろうなあ。

この後、今帰仁城でも桜祭りをやっているとのことだったので赴いてみた。

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…う、うーむ。
2~3分咲きといったところであろうか。
此方の桜はまだ早すぎたらしい。

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桜とは関係ないけれど、今帰仁ではやはりここの眺めが一番好きだ。
これで晴れていれば(以下略)

以上、初の寒緋桜花見でした。
今度はもっと咲いた時に、そして天気のよい時に再訪してみたいものだ。
あとキャンプもやってればもっとよい。

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