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ダンシャリアンの休日

冒頭の「ダンシャリアン」はダルタニアンの親戚、とかではない。
(三銃士ファンの人ごめんなさいごめんなさい)
なんでも、巷では最近「断捨離を実行している人」をこう呼ぶらしい。
だれが考えたか知らないが、ダサいナイスな呼称である。

で、私も最近せっせとダンシャリアンしている。
(用法、これでええんかいな)
やればやるほど、何で自分は後生大事にこんなゴミばっか溜め込んでいたんだという反省の念と、何で自分はこんなゴミを嬉々として手に入れてきたんだという後悔の念が押し寄せてきてちょっぴり、いやかなりほろ苦い心持ぞするのであるが、しかし一箇所でもダンシャリった後の爽快感、達成感は何ものにも替えがたい。

最近私がダンシャリったのはこんな物共である。

・写真
データがあるもんねえ。

・CD、MD
どうしても聞きたけりゃネットで落としてきますよ。

・ビデオテープ
第一ハードがないから見れやしない。

・年賀状
住所確認のため1年分残して処分。どーせ見直して懐かしむなんてことありません。

・学生時分の合唱団衣装
黒スカートは今の合唱団でも着るからとっておいて、ブラウスにイカドレ(ほれHんこんOB・OGの皆様懐かしかろう)はさよならした。
てか未だにそんなもん置いてたんかい。

・スキーウエア
かれこれ10年前、今より5~6kg太っていたときに誂えたものが出てきた。
おかん(私より10kgオーバー)に着せてみてもぶかぶかだった。
うん、要りません。
てか幾らなんでもでかいの買いすぎだろう。10年前の自分よ。

・ビーズ細工作成グッズ
これはまだ再開するかもしれないので(この言葉自体に「しない」フラグが立っているような気もするが、それはまあさておき)、今では作ったとしても死んでも身につけないであろう派手派手なビーズやパーツの類を選び処分することにした。

・自作のフォトフレーム
貝殻がいっぱいくっついている。
誰?こんな趣味の悪いの作ったの。
でもって、誰?こんな暇だったの。

・自作(というか自分で飾りつけた)クリスマスツリー
はい処分。

・しみのついた服
はいはい処分処分。

・コスプレですか?的ワンピース
2年前までは着られたんだけどねえ。
流石にそろそろ自重しましょうそうしましょう。

・スーツケース
一つ買ったら一つ捨てる。これ鉄則。

・コードの類
USBコードは2種残して処分。
カメラとテレビを繋ぐコード(なんていうんだろ?黄色と赤と白のアレですよ)も処分。
大体テレビで写真見ません。見たことあります?

・MDウォークマン
使わねえー。


因みに捨てなかったものもある。

・おこたぶとん
基本的にフローリング生活なので不要なのだが、今年は節電やらなんやらでひょっとしたら要ることがあるかもしれぬと思いとっておくことにした。
部屋一面にエアコンかけるよりは、こたつを使うほうが或いは節電になるのではあるまいか。

・草笛
上記、学生時代合唱団の他己紹介。
自己紹介じゃなくて他己紹介。
我が団には、新入生に先輩団員のことを知ってもらうべく、団員それぞれが他人に己の紹介文を書いてもらい、そしてそれに本人が何かしらのコメント(つっこみ)を挿入したものを作成する、という美風(でもないな)が存在した。今もあるかしらんが。
それらを人毎に編集したものがこの『草笛』である。
我が家にはこの草笛が4年分、1冊の欠けもなく存在する。
いっそPDFにしてパスワかけたサイトに置いてアーカイブ化しますかね。
そんな暇があればの話だけど。
(ありません)
定年退職を迎え、子育ても終了した頃、温泉ツアーでも組んで皆でこれ見てわいわいがやがや盛り上がれば楽しかろうなあ。
と密かに思っている次第である。

そんなこんなでダンシャリアンの休日は終了し、あとに残されたものは45Lゴミ袋10袋であった。
嗚呼、汝、環境の敵也。
しかしこれらを死蔵しておくのも、結局は環境の敵にして無駄な居住スペースの圧迫なんですよねえ。

最後に。
この日せっせとぽいぽいしていると、チャイムが鳴った。
誰だろねえ、と思ってそのまま作業していると、おかん、いや母上が現れた。
手には宅急便の包みが一つ。

「あんた!またネットでモノ頼んだやろ!」

「あ、そ、それは…」

「幾らせっせと片付けたって、次から次へとモノ買ってたらきりないやろ!」

全くの正論にぐうの音もでません。ごめんなさい。
だから私、「捨」はできても「断」ができない女なんですってば。
当に環境の敵。呵々。←笑ろとる場合ちゃうで。

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rimowaリモワ・TOPAS

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最近、続けての休みがとれぬということもあり、長期の旅行に行くことがなくなった。もとい、行けなくなった。
故にこのところは専ら3泊4日、長くても4泊5日程度の旅にせっせと出かけているのだが、こういった期間のお供にぴったりなのが65L程度のスーツケースだ。
旅の長さに比して少々でかすぎるのではないかとお思いの向きもあられようが、シュノーケル3点セットやら帰りのお土産やら(私は自分用、他人用問わずお土産をうんとこさ買い込む人間である)を詰め込むことを考えればこの大きさが丁度良いのである。

そんな私がつい先日まで使っていたのは、3年ほど前楽天で格安にて購入した黒のスーツケースだった。
軽いしよく入るしそれなりに重宝していたのだが、ある日突然このスーツケースを持つのがつくづく厭になってしまったのである。
そは何故かというと、
・お手ごろ価格ゆえの安もっぽさ
・確かに軽いけれ、手で押すとぺっこぺこ音がするポリカーボネート素材
・無難だし汚れが目立ちにくいし(実はそうでもないのだが)という理由で選んだ黒という色
といった要素全てに、どうにもこうにも嫌気がさしてしまったのである。
どうしてもこれでないとダメ!ではなく、「安いし、ま、とりあえずこれでいいでしょ」的感覚で手に入れた「とりあえずモノ」というのは、さして遠くない日に持つこと自体に嫌気がさすようになるものだ。
自分が何故これを持っているのか、これを選んだのかということに必然性がなく、ひいては自分が納得できる理由を己に釈明できないモノは持ちたくねえなあ、と最近とみに思うようになった。
「必然性」や「釈明」というファクターを持ち出してくるあたり、物欲を韜晦しつつも(できてないか)なにかしらの後ろめたさが垣間見えるのは我ながら面白いもんだと思う。自分で面白がってりゃ世話ないが。
こういう面倒くさいとつおいつをモノを買う/使う際に考えるのも年の功、いや弊害なのかもしれない。
問題は、必然性があり釈明可能な(可能どころか、嬉々として得々と説明できてしまう)「持ちたい」モノはそれなりにお値段が張るということである。
ああ困る困る。
(嬉しそうに)

そして件のスーツケースも、必然性と釈明可能性を兼ね備えているものは当然ながらそれなりの代物なのである。
私の場合、これに該当するものはリモワの「TOPAS」であった。
何故このTOPASに白羽の矢を立てたかというと…

1.デザインが素敵

昔っからリモワのデザインが好きなのだ。
ほら、いかにも「旅に出ます!」という感じではないですか。
(客観性皆無)

2.でもポリカーボネートはやだ。アルミがいい

最近はリモワでも「サルサ」「サルサエア」というポリカーボネート製のものが出回り、寧ろ其方の方が主流であり人気であるようである。
だが私は上記の通り3年この素材を使いほとほと嫌気がさしてしまったので、断固としてアルミに拘ることにした。
ええええ、ポリカは軽くて扱いやすいんです。
おまけに色んな色も選べるんです。
私の好きな水色もあるんです。
それらは重々承知してるんです。
でもやっぱり、いやなものはいやなんです。
幾ら(比較的、ではあるけれど)重たくとも傷がつきやすくてもべこっと凹むリスクがあろうとも、スーツケースはやっぱりアルミ製が好ましいのだ。
アルミなら、傷も凹みもいわゆるひとつの「旅慣れた感」を醸し出してくれる、筈だ。(希望的観測)

3.4輪でなきゃやだ

この1.と2.の条件を満たすものは、「クラシックフライト」シリーズか「トパーズ」シリーズである。
クラシックフライトはその名の通りクラシックな雰囲気で非常に好ましく、お値段も比較的お安め故かなり惹かれたのだが、残念ながら難が2点あった。

1)内部に仕切り板(っていうんだろうか)がない
パッキングが苦手な私にとってはこれは辛い。

そして何より、
2)2輪である
これが決定的であった。
機内持ち込み程度の大きさのものであれば2輪でも全然構わない(寧ろ4輪だと嵩張る)のだが、このでかさで横に滑らすことができないというのは非常に困る。

という訳で、めでたく?ターゲットはトパーズシリーズに決定した。
デザインも素材も皆合格。
私にとっては完璧に近いスーツケースである。
難があるといえばお値段が非常に可愛くないことだが、それはまあ仕方がない。
本当はこのシリーズにはワンランク上の「トパーズ プレミアム」なるラインナップがあり当然ながら主にデザイン、質感の面で更にステキポイント倍率ドンなのであるが、とてもじゃないがそこまでは手が出なかった。

とまあここまで構想(と資金繰り)を練る事半年強、遂にトパーズ様を我が手中に収める日を迎えることができたのであった。ばんざい。
6月中旬の母との信州旅行に華々しくデビューさせる予定である。
ああ楽しみ。

(追記)デビューさせてきました。
案の定少々重めだったが、苦になるほどのものではなかった。
そしてキャリーの滑りは素晴らしくよい。
何よりも、デザイン、質感は持っているだけでうきうきるんるんするほど素敵である。
いい買い物でした。

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「断捨離」雑感。

最近、巷で大人気らしい「断捨離」が気になっている。
字面だけ見ると何やら物凄い熟語だが、これはつまり
断=入ってくる要らない物を断つ
捨=家にずっとある要らない物を捨てる
離=物への執着から離れる
を意味するらしい。(wikipediaより)
#てか、wikipediaがあるってすごいよな。

構成要素の半分が物欲である私にとっては「断」は至難の業であり(いや、買うときは「要る」と思っているのよ、勿論)、「離」に至っては神か仏にでもならねば成就は叶わぬと思われるので、主に「捨」の部分のみに絞ったアプローチを試みている次第である。

そもそも、私は「捨てる女」である。
よく、主に女性でものを買ったときに付随するショッパーやら空き箱やら包装紙やらが捨てられぬという方がいらっしゃるが、私はばりょばりょばりょと開封してはぽいぽいと捨てるタイプである(粗雑である、とも云う)。
あと、おまけや景品の類も容赦なく処分してしまう。
更には処分するのも手間なので、そもそも貰わないことを心がけている。
(故に、昨今の雑誌の付録の豪華化の趨勢にはほとほと困じ果てている。このトレンドが主流となってから雑誌を買う頻度が激減した)

かように捨てる女な私であるが、にもかかわらず居住スペースには不用品がごろごろ転がっている。
体型が変わって着られなく(より正しく言えば着たくなく)なった服やら。
とっくに流行遅れなのに高かったなので手放したくない服やら。
気にいってはいるんだけど、何が原因だか知らないがなんとなく手に取らない服やら。
何故かしら例示が服に偏っているがそれはまあさておき(ま、つまりは一番手こずっているモノだということだな)、兎に角こういった類のものが我が生活を侵食しているのである。

ここで断捨離の提唱者、やましたひでこさんの有難いお言葉を見てみよう。

断捨離流の整理術は、
収納法でもなく、モノに焦点をあてるのでもなく、
自分とモノとの関係性をひたすら問う手法。
結果、おのずと、自分と自分自身との関係が明らかになってくる。

この「自分とモノとの関係」を真剣に考える、という所行は道徳くさい分かりきったスローガンのようだが、いざ真面目に考えてみるとこれが結構厄介であることに気づく。
なんとなれば、身の回りを少しでも省みたならば
「ちょっと可愛かったから買ってみました」
「なんとなくお手頃だったから買ってみました」
「なんとなく目に付いたから(以下略)」
とかいう「ちょっと」「なんとなく」的曖昧な動機で購ったモノがごろごろ転がっているものではありませんか。
ね?
(無理矢理一般化)
そんなモノどもとお前の関係性(持つことの必然性と置き換えてもよいだろう)は一体なんなのだ、と問い詰められても、「ちょっと」「なんとなく」としか答えようがないではないか。


この「思考」は、最終的にはきちんと説明できる関係がない、或いは説明ができないモノは持たない(或いは捨てる)ということに繋がろう。
ウチ(阪神タイガースのことです)のキャッチャー、城島は嘗て
「今まで僕がリードした球で、その球を指示した理由を説明できないものは一球たりともない」
と豪語していた。
やましたさんはつまり、モノを買うとき、選ぶときにはかように真摯、且つ賢明なキャッチャーの配給選択と同等の気迫をもって臨まねばならぬ、という事を仰りたいのだと愚考する。
#あの配球でそんな口叩いてるんだ城島、等という突っ込みは文章の趣旨から外れますのでご遠慮願います。
##や、私も勿論そう思っているんですけど。

かように、やましたさんのお言葉には掬すべきものが多い。
時として陳腐な教条主義に堕ち(すみません)、断捨離すると「いい気」が入ってきて運勢がよくなりますよ!的な一歩間違えれば新興宗教ですかそれはという言説も見受けられなくはないが(すみませんすみません)、それでも此方のアレルギー要素や頭悪そう要素(すみませんすみませんすみません)を忌避し、お湯と一緒に赤ん坊を流してしまうのは余りにも惜しいと思うものである。

でも確かに、きれいさっぱり住まいを片付けて自分が心から愛する(なんていうと口幅ったいが)モノだけに囲まれて暮らしていれば、そりゃあ毎日ご機嫌にもならあな、という気もする。
(この「ご機嫌」というのもやましたさんのよく使われるタームである)
管理するモノが少なければ頭もすっきりしようし、その分余ったリソースを他にすべきことに振り分ければめでたしめでたしだ。
また、断捨離したことで運気が好転するの。好転するんだってば!
と信じきっていたらプラシーボ効果で本当に好転することだってある、かもしれない。
たとえ何も起こらなくたって部屋がきれいになったんだったらめっけものだ。

ちう訳で「断捨離」、おすすめだと思います。はい。
そこの貴方も新興宗教チックだと忌避しないで(それは私だけか?)、一度だまされたと思ってやってみては如何。

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Little Bee バッグインバッグ

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思えば今までこの方、色んなバッグインバッグを試してきた。

まずはスタンダード中のスタンダード、無印良品のもの。
初期のものは少々嵩張り気に入らなかった。
年代が下るに従って嵩張らず取っ手のついたものが登場し長らく愛用してきたが、如何せんやはり安っぽく、色も渋く(かといって柄物は気に食わず)今ひとつしっくりこなかった。
#まあ、安いんですが。事実。

そこで巷で人気だというVIPとかいうブランド(というほどのものでもないが)を買ってみたが、ポケットがなんとも使い勝手が悪く、これじゃただのでっかい巾着じゃないかと2回ばかり使って放置してしまうこととなった。

で、今回試したのがこの「リルビー」である。
このリルビー、なんといっても色が豊富だ。
そして支えなしでも立つことができるしっかりとしたマチを持つ。
そしてそして、何よりもよいことにしっかりとチャックが閉まるポッケや取り出しやすいようにしっかりと口があいたポッケなど、ポッケの種類が多種多様で非常に使い勝手がよいのである。
うん、これいい。
これにて私のバッグインバッグ遍歴終了。ぱちぱち。
あんまり気に入ったのでもう一回り大きいものも購入したのだが、これは荷物の多い私にとっても余りに大きかったので専ら旅行用ということになりそうである。


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HELEN KAMINSKIヘレン・カミンスキー CRUZ

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ヘレン・カミンスキの「プロヴァンス」を買って一ヶ月。
犯罪の下手人は必ず犯罪を犯した場所に戻るというが、私も何故か知らん一度買ったもの、又はブランドがその後気になってしまい、しょっちゅう覗きにいってしまうという性癖を持つ。
(前置きとはあんまり、いや殆ど脈略ないですな)

そういう訳で先だって母親と一緒に阪急百貨店に行った際もヘレンの売り場を覗いたのであったが、居並ぶオサレな帽子のうちの一つの前でふと母の足が止まった。

「あんた、これいいじゃない」
「どれどれ」
見るとそれはコットン製の紺の幅広の帽子。
頭の部分にぐるっと巻きつけられた、地の色と同じ紺と白の編みこみのロープが美しい。
「いやー、確かにいいねえ」
「あんた、これ買ったら?」
「うーん、でもこの前ここのラフィアの帽子買ったとこだしなあ。
もうちょっと考えてからにするよ」
「考えてからじゃなくなるわよ」
おや母上、珍しい。
いつもであれば私が何か買おうとする度に浪費を戒める癖に。
さてはあなた、この帽子我が物にせんと狙ってますね?
「なるほど。さては母、これが欲しいんだね」
「違うわよ。私、そもそもびっくりするほど帽子が似合わないんだから」
「そう?」
「嘘だと思うんなら見てみなさいよ。ほら」

「ぶあっはっはっはっは」


えー。誠にすみませんでした、母よ。

貴女の言葉を疑ったりして。

(謝るのそこかよ)

とまれ、余りにも帽子が似合わぬ母を気の毒に思いつつも、私も件のコットン帽がいたく気に入ったので目出度く?ヘレンカミンスキ二代目を連れて帰ったのであった。
因みにこの帽子、クラウンのぐるり部分の内側にリボンが通っていて、自分のお鉢のサイズに合わせて外周の長さを調整することができる。
お洒落なだけではなくなかなかの優れものなのだ。


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「RIN」コンパクトスタンドミラー

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リモコンスタンド買うときに連れもていこらで買っちゃいましたよシリーズ、第三弾はこの鏡である。
私は一応ドレッサーを持ってはいるのだが、細かい作業(アイラインひいたり、マスカラ塗ったり)の際にはドレッサーの大きな鏡ではなく小さなスタンドミラーを使う。
今までは化粧品屋さんで貰ったおまけのミラーを愛用していたのだが、出しっぱなしにしておくもの故インテリア的にこれはちょっとなあ、と思っていたのであった。
すると丁度運のいいことに(いいことに!)スタンドを買う際に持ってこいの鏡を見つけたという訳である。
これならドレッサーの台の上に置きっぱなしにしていても格好がつく。
また、鏡自体も大きいので見やすいことこの上ない。
しかも、お安い。(こればっか言ってるな)

かくして、この連れもていこら三点セットにより私のQOLは飛躍的に向上したのであった。
しかも、お安く。(もうええわ)
素材の木材は若干安っぽいが、その分軽く取り扱いが楽である。
なかなかおすすめでっせ。


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Dear Morocco/バブーシュ(ステラ)

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しっかりとした室内履きを探していて見つけたのがこれ。
一時期流行っていた(と記憶する)バブーシュだ。

お値段4000円とちょっと、と室内履きにしちゃあ高い買い物だが、これ、兎に角履き心地がいいんである。
素足にも吸い付くような、でもべたべたとは違う心地よい感触。
流石は評判になっただけのことはある。
ビーズの刺繍が施されたデザインも可愛いし、インテリアにもしっくりくる。

だが。
だがしかし。
ひとつだけ、どうしても気になることがあるのだ。
それは何あろう、匂いである。
このバブーシュ、羊革で作られているのだが、そのせいなのであろうか、兎に角独特の匂いが鼻につく。
これさえなければ完璧なのになあ。
因みに買って1ヶ月ほどになるが、この匂いは些かもその威力を減じてはいない。
ファブリーズでもふりたいけど、ふったらそれはそれで革の風合いを損ねてしまいそうだし…
うーむ、困った。


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