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「RIN」リモコンスタンド

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現代の我々の生活の中で増殖し続けるもの。
それは大小多々あれど、「小」の代表として挙げられるのは一にも二にも
「リモコンの類」
であることは論を俟たないであろう。

いや待てよ、異論があるぞそれには。
というご意見には耳を貸さず話を続けると(こういうブログです、ごめんなさい)兎に角最近の家、そして部屋にはリモコンが多い。
不肖私の部屋にも4つのリモコンが転がっている。
此等がしょっちゅうどこかに消え、探し回って貴重な時間を費やしてむきー!と不毛にいらつくことは皆様もよくご経験のところかと思う。
それでどうしても見つからないからいいわもう、今日はテレビ見ないで出かける!とぷんすかしながら外出したところ、駅の改札で定期券を出さんと鞄を開けるとあら不思議、あんなに探し回ったリモコンがちまっと鎮座ましましている、なんていう経験をお持ちの方も多いのではないかと邪推する次第である。

閑話休題。
かように彷徨うリモコンを追っかける生活にほとほと疲れた私、遂にリモコンスタンドなるブツを買う決意を固めた。
別に決意するほどのことではないのだが、それはさて置く。
しかしこのリモコンスタンドというのが意外と曲者で、結婚式の引き出物用なのかやたらとデコラティブだったり、やたらと重厚だったりするので気に入るものになかなか巡り合えなかった。

で、例によって例の如く楽天を探し歩いていて見つけたのがこれ。

何よりもシンプルで嵩張らず、存在を主張しないのがよい。
またこれ、れっきとした木製の割にお値段も実に可愛らしいのだ。
(確か1500円前後だったか)
今ではこのように我が4つのリモコンを収納し、今では彼等を捜し求めることもなく快適なリモコンライフ(ちょっと違うが)を送っているのである。
めでたしめでたし。


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BKトート

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これは某有名オサレブログでお見かけしたもの。
(こんなんばっかだな、最近)
あはは、これ面白れえー。
そんでもってくだらねえー。(失礼)
とひとしきりウケた後、すぐさまぽちって買ってしまった次第。
こういうくだらない(重ねて失礼)ブツ、大好きなんですわ。
これで私もバーキンユーザーだ。ははは。


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横っちょもちゃんと再現(っていうんだかなんだか)してある芸の細かさよ。
ベースはキャンバス地だが、表面はビニールコーティングしてあるので雨の日にも持ってこいである。
色はピンクだのブルーだの派手なものも揃っているけど、これはやっぱり黒でしょう。うん。
とかいいつつブルージーン色も気になる今日この頃。


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秋やま(北新地)ランチ

思えば、あの日予約をした時からなんだかヘンだなあとは思っていたのだ。

週末は土曜日、急遽母と梅田におでかけすることに相成った。
決定したのは水曜日。
さて、どこでランチるべなと思案し、真っ先に思いついたのがリーズナブルに美味しい和食を供してくれる秋やまさんだったのだが、あすこは超人気店故いつも最低2週間前には予約を入れねばならない。
うーむ、どうしよう。
でもまあ、だめもとで電話かけてみるか。
とおっかなびっくりかけてみたのだが、あっさり「いいですよー」と予約がとれたのでびっくり仰天したのであった。
あらラッキー。
偶然二人客のキャンセルでもあったのかしら。
等と思っていた。
思っていたのだが。

当日、大阪は風雨強く嵐のような荒天であった。
びしょびしょになりながら母と二人、行き慣れた新地の雑居ビルに到着し、お店に入るとあらびっくり、まだ誰もいない。
11時半ってそんなに早い時間じゃないよなあ?
と訝しく思いつつカウンター席につこうとすると、「此処にどうぞ」と奥のお座敷に案内して下さった。
わあすごい。
前々からあそこいいなあ、と憧れていた(けれど当方いつも二人連れなので入れなかった)お座敷だ。
なんだか今日は嬉しいな。

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まずは八寸。
小さな揚げ物は桜えびのかきあげにバタジャガボール。
おしどりの中にはフキの白和えに菜の花のおひたしだ。
桜餅みたいなのは桜鯛のきずし。
どれもこれもちょこちょこ美味しい。

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炊き合わせは季節らしく筍とフキ。
お出汁のありがたさがしみじみと感じられる。


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これはサービスです、ということで出して頂いた生しらす。
初めて食べたが酒の肴にぴったりの味わいである。


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お造りは鰹にシマアジ、そして桜鯛。
特にシマアジが好みであった。
昼間から酒が進んで仕方がない。


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しんじょのあんかけ。
再び出汁のありがたさをしみじみ感じる一品だ。
しんじょ自体の味付けも申し分ない。
ああ幸せ幸せ。

…あれ、ここで揚げ物が出たのに写真を撮り忘れている。
ふきのとうやなんやかんやと(失念してしまった。失礼)春を存分に感じさせてくれる取り合わせであった。


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いつも小ぶりのお釜で炊いて頂けるご飯。
今日は鯛ごはんであった。やったあ。
だが、小ぶりとはいえ二人分には大きなお釜なので、勿体ないなあと思いつつも大抵残してしまう。
この日も例に違わず残してしまったのだが、そのご飯をなんと今回は折に詰めて下さったのである。
それって普通じゃんと思われる向きもおありかもしれないが、このお店ではいつも残ったご飯はひっこめられていたのである(悪い意味で書いてるんじゃないよ)。
思わぬサービスにちょっとびっくりし、ちょっと嬉しくなった次第であった。


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デザートのプレート。
ミニシューやらミニロールケーキやらのプチガトーがあるのが斬新である。
これまたいつものコースのデザートよりも随分と豪華であった。

以上、驚愕の3300円ランチコースであった。
途中、何度も母とワンランク上の5500円コースと間違えたかねえ?とひそひそ囁きあっていたのだが、お会計は間違いなく3300円のそれであった。
北新地でこの内容でこのお値段のランチは素晴らしくお得なのではなかろうか。

なのだが。
結局、私達が食べ終わって席を立って帰るまで、結局お客は一組も来ることはなかった。
余りの閑古鳥の鳴きっぷりに、母は板前さんに

「…お客さん、少ないですねえ?」

と水を向けた。

「ええ、そうなんですよ」
「やはり震災の影響?」
「そうですね、多分それもありますね」
「他は?」
「ひょっとしたら、GW前ということもあるかもしれません」

なるほど。
(最後のGW前、というのには余り説得力を感じなかったが)

にしても人っ子一人いないというのは、何やらお客としても気が滅入るものだ。
板前さんも5~6人はいらしたのに、皆さんが私達2人だけのために働いてくださってると思うとありがたいというよりはなんだか申し訳ない気持ちでいっぱいになったことであった。
しかも安い方のランチコース頼んでるし。
絶対赤字だよねえ、なんだか悪いことしちゃったみたいだよねえと呟きつつ我々母娘は店を後にしたのであった。
…ううむ、来月も行こうかしら。
(却って迷惑か?)


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解禁

本日、去年6月に漬けた梅酒をご開帳した。
我が家で漬けた初めての果実酒。
期待は高まる。

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ベースは泡盛「瑞穂」の古酒。
ぶっちゃけ、えらく高くついた梅酒である。

しかしやはりそれだけのことはあった。
市販のものにはない爽やかな酸味、そしてコクのある味わい。
私と母は飲んだ後目を見交わせて静かに微笑み、そしてもう一度瓶を地下収納庫に仕舞ったのであった。
何故かって?
それは勿論、この美酒を女性陣で独占するためですよ。いししし。

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近況のようなもの(ダイエットの巻)

先だっての2月に入ってから、年度末のどたばたで食欲が激減した。

なので、これ幸いと第163回目(数字は適当)のダイエットに挑むことにした。
講じた方策は以下の通り。

・夕飯を減らし、野菜まみれにする
(というか、帰宅が遅かったので強制的に量が食べられなかったのである)

・昼ごはんの弁当のおかずを野菜まみれにする
(今まではミートボールやらナゲットやらのお手軽肉系弁当おかずを用いていたが一切排除。身体にもよさそうではないか)

・朝ごはんはお茶漬けさらさら
(生協に売っているわさび茶漬けが旨い。
ないときは永谷園のわさび茶漬けで我慢するけれどわさびのパンチがいまひとつ足りなくてふまーん)

・毎日呑んでいた酒を週3回にとどめる
(個人的にはこれが一番の偉業である)

・スクワット
(朝60回、夜100回。結構しんどいよ)

・二の腕に効くとか効かないとかいう後ろ手バイバイ運動
(朝、夜70回)

・(最近になって)腕立て伏せ
(朝、夜30回)

・風呂場でボディオイル使ってあちゃこちゃマッサージ

・yahooのダイエットダイアリーをつける
(食べたものを逐一記録するのは面倒故長続きしないのが目に見えているので、それらを書くのは気が向いたときだけにし、体重と体脂肪だけは毎日欠かさずつけるようにした。
しかしなかなかどうしてこれが効き目があるのだ。
なんといってもこれらの数値が綺麗に折れ線グラフ化され、増減が一目で分かるようになるのがよい。
タダだしお勧め)

これらを2ヶ月続けた結果、目出度く体重3kg、体脂肪率約3%減と相成った。
近年稀に見る快挙である。
自己評価としては、体重の減少よりも体脂肪率が憧れの10%台となったことに満足を覚えているものである。
いひひ。

しかしながら、自分的に肝心要の四肢部分は殆どといってよいほどサイズダウンしなかった。
特に「肩から足が生えているようだ」と一部で好評(じゃねえな)を博している長年の宿敵・二の腕は、これでもかというほど集中攻撃を浴びせたにもかかわらず些かもその威容を減じた様子はない。
故に上記の通り、最近になって集中攻撃メニューに腕立て伏せを加え、かような硬直状態の打破を試みている次第である。
GWの旅行(勿論沖縄)迄には肩から太目の腕が生えている、程度には改善させておく心算だったのだが致し方ない。

とまれ、今週末は少し痩せたその身体に似合う服を探して~♪街に繰り出す予定である。
誰も振り向きゃしないだろうけど。
(振り向かれても困るけど)
いいさ、このご時世だしせっせと消費活動に勤しむことにするさ。

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本日、お使いものとして我が家に到来したはでっぷり太った筍也。
箱の中には若布と山椒の芽まで入って、文字通り鴨葱状態にありにけり。
急いで皮を剥いて灰汁抜きして今宵の夕餉に登場と相成りし次第。
めにうはお刺身に若竹煮。
明日は筍寿司、明後日は筍ご飯。
今日は帝劇、明日は三越よりも豪奢の極み也。
嗚呼、春当に盛りとならんとす。

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spring has come.

昨日、桜の名所として名高い淀川河川敷の背割堤というところに行ってきた。


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ここに初めて来たのは去年のこと。
その頃は、新しい職場に移ったばかりで目の回るような日々を過ごしていた。
経理の仕事故、来年の今頃はきっと年度末処理に追われて半死半生なのだろうなあ。
と桜を見つつぼんやり憂鬱な予感に囚われていたのを思い出す。
結局、確かに忙しいことには違いないが恐れていたほどのことはなく、なんとか元気に今年もこの桜を見ることができた。

日本中の皆が、後顧の憂いなく心から桜を楽しめる日が来ることを心から祈っています。


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