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大嶺工房・ペルシャブルーシリーズ

とある日、沖縄関連のネットショップを巡っていたところ(実に危険な行為ですね)一つの酒器に目が止まった。
深い、それでいて軽快さを感じさせる青い肌。
その名もペルシャブルーというらしい。
ご存じ青好きの私は、忽ちにしてその酒器の虜になった。

また、その六角形のフォルムにも何かしら心が惹かれるものがあった。
えーい、斯くたる上は我が家にお迎えするしかあるまい。

という訳でぽちっとなとして待つこと数日、彼女(彼?)は遂にやってきた。

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そしてその後、沖縄に渡った私はこのペルシャブルーシリーズの生まれ故郷、「大嶺工房」さんに行く機会に恵まれた。
やちむんの里の一番奥に位置する大嶺工房は開放的な作りのお宅(と見えた)であった。

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中には所狭しと作品が溢れている。
ほほうこれはすごい、と足元に気を配りつつ眺めていると(何せ床にも作品が犇めいているのである)、工房主の大嶺さんが外から戻ってこられた。

「やあやあいらっしゃい。
今からコーヒー淹れたげるから待っててね」

工房主お手ずから淹れて下さった美味しいコーヒーに黒砂糖。


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これらをこんな素敵なテラスで頂いた。

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大嶺さんと少しお話させて頂いた後、幾つか作品を購入した。
まずはまたしても酒器である。

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上から見るとこんな感じ。

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最初に購入した六角形のものと違い、釉薬がしっかりかかっていてより滑らかな印象を受ける。

そして此方はコーヒーカップ。

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ソーサーの形が気にいっている。

そしてこれは工房ではなく、やちむんの里の入り口の総合ショップ(と言えば聞こえはいいけど此方も素朴なお店であった)で買った椀。

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冷や奴など入れると涼やかでよいのではなかろうか。

いやー散財しましたですね。
でもそのうちまた(1月位?)再訪する所存にございます。
しかし、工房というのは或る意味ネットショップよりも危険である。
うっかり「ここからここまで全部」とか言ってしまいそうな私が怖い。

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