沖縄・八重山旅行記(ST編・其の一)幻の島へ。
9月9日(水) 八重山一帯:概ね晴れ 沖縄本島(那覇):晴れ
旅も四日目と相成った水曜日。
この日はうんと早起きした。
朝ご飯は「コンビニシーサー」で買ったじゅーしーおむすびに唐揚げのセット。
冷えてたけど(当たり前)、なかなかいけた。
ホテルをチェックアウトした後、荷物一式をがらごろがらごろと引っ張って離島ターミナルへと移動した。
そしてターミナルのコインロッカーに荷物を放り込み、タクシー乗り場でお迎えを待った。
今日は幻の島にパナリ(新城)島を巡るシュノーケリングツアーに参加するのである。
…という訳で、表題の「ST」とは実は「snorkeling tour」の略でありました。
分りにくくてすみません。
因みに何故ツアーに先立ち荷物をターミナルに預けたかというと、ツアー終了後速やかにターミナルから空港に移動し、那覇行きの飛行機に乗るためなのである。
いつもながらに欲張りかつかつな旅程であることよ。
とまれ、そうこうしているうちにお迎えのバンが来たので乗り込んだ。
その後バンはあちこちのホテルからお客を拾い、最後に港に到着した。
小じんまりした船に全員乗り込み、いざ出発。
まず目指すは「幻の島」である。
むきょー。美しい。
このサンドバンク、満潮時には全て沈んでしまうので「幻の島」なんて名前がついているらしい。
縦のアングルでもう一枚。
ここでもシュノーケルはできるが、御覧の通りものっすごい浅瀬なのでお魚とてさほどおらず、いたとしても砂地と同じ色の地味な輩が多かった。
なので、最初に少し水に入りはしたもののすぐに砂浜に上がり、あとは波打ち際にぼーっと座りひたすら目の前の海を眺めていたのであった。
思えばこの旅中さんざ綺麗な海を見てきたが、ここはまたそれらとは違ったサンドバンクならではの景色であり、いつまでも見入って飽きることを知らなかった。
だがそこはツアーの悲しさ、そろそろお時間ですよーの無情な呼びかけにしぶしぶ腰を上げたのであった。
ツアーは嫌いだけど、こういうところにはツアーでしか来られないから仕方がない。
もうちょっと島にいたかったなあ、とぶーたれ気味の私を乗せた船は次の目的地へと向かった。
つ づ く よ
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